オタク理系大学生のよいブログ

アニメと理系大学生の生活を綴ります。きっと。

なぜヒプノシスマイクが売れたのか、考察してみた

なぜヒプノシスマイクが売れたのか

 

こんなにも盛り上がりが続いているのか

 

自分なりに分析していこうと思います

 

0.ヒプノシスマイクとは?

1.キャラクターデザイン
2.マーケティング方法
3.流行の持続
4.コンテンツの満足度

 

0.ヒプノシスマイクとは?

 

ヒプノシスマイクという特別なマイクを使い、ラップバトルを行うことで

イケブクロ、シブヤ、ヨコハマ、シンジュクの4つのディビジョンで領地を奪い合う。

そこでのキャラクター同士の掛け合いやラップを楽しむコンテンツです。

 

 

1.キャラクター

 

キャラクターデザイン

Kazuiさんが担当しているとのこと。「薄桜鬼」などのキャラクターデザインをされているカズキヨネさんと同一であるそうです。

 

デザインが大変美麗で、かつ色の塗り方が女性向け特化というより、デザイン性に重きを置いたものになっているので、誰が見ても印象に残りやすいのではないでしょうか。

 

キャラクターの個性

最近の女性向けコンテンツではギャップを作ることこそが王道になってきていますが

ヒプノシスマイクも人の心をつかむようなギャップがキャラクターそれぞれに用意されているといえます。

例えば、伊弉冉一二三さん

彼は、いかにもホストという見た目で、遊び人な風貌をしています。

しかし、実は彼は女性恐怖症であり、女性に触れることすら怖いという感情を持ちます。

このように一つのキャラクターに一癖も二癖も持たせることで、キャラクターに深みを持たせています。それにより、想像が膨らみやすく、感情移入しやすくなります。

 

2.マーケティング方法

 ヒプノシスマイクというコンテンツの始まりは、MVでした。

何が何だかよくわからないが、曲だけ知っているという人も多くいると思います。

ヒプノシスマイクの曲がyoutubeniconico動画でランキングに乗り、Twitterでバズり、中毒者を多数生み出しました。

インフルエンサーたちにより、ヒプノシスマイクはすぐに広められました。

Spotifyという音楽アプリではほぼすべてのヒプノシスマイクの曲がフルで聞くことができます。

まず、フルで楽曲を広める。

これは、今時のアーティストでは当たり前に行われていることだと思いますが、

2次元のコンテンツでは少なかったように思えます。

 

声優という架け橋を持って、オタクたちにラップという大きなジャンルをヒプノシスマイクはもたらしました。

 

そして心をつかんでからの連続したCDリリース。

ライブ、生放送、アルタ前での発表。

オタク向けコンテンツでは、アニメ、漫画、ゲームが主でした。

スマホアプリが普及するまでは、ジャンルの流行り廃りのスピードがかなり速かったと思います。

そんな中、CD一本からの派生イベントでジャンルを一つ作り上げたことは大きな仕事であるでしょう。

この方法は持続した企業側と消費者側に無理のないコンテンツ作りの理想的なモデルといえます。ジャンルを応援したければ、CDを買えばよいのです。

 

今、アニメ業界は円盤が売れないことが問題となっています。しかし、世間の流れからいってアニメは円盤を買ってじっくり楽しむというよりもたくさんのアニメを見て、みんなと共有しあう方向に動いていると言えるでしょう。

 

だから、ヒプノシスマイクは上手い戦略をとっている、そう思います。

 

*漫画化とかもされているけど!

 

 

 3.流行の持続

 

流行が持続するために大事なこと

 

それは

運営からの発信頻度

 

そのジャンルにはまっているインフルエンサーの多さ

です。

 

運営からの供給がなければ、もちろんそのジャンルは衰退していきます。

オタクは常に刺激を求めて生きているので。

その点ヒプノシスマイクはCDリリースて持続した供給をしていました。

また、漫画化、アプリゲームリリースなどの持続的なコンテンツの供給をしています。

Twitterなどの少し気がくるっているんじゃないかと思うハイテンションなツイートも

コンテンツを盛り上げているといえるでしょう。

 

インフルエンサーの多さ

つまり、二次創作を行っている方の多さです。

この人たちの多さ、移り変わりがジャンルの流行り、廃りをそのまま握っていると言っても過言ではないと思います。

この人たちを特に飽きさせないことがジャンルの持続性を握るカギでしょう。

 

ヒプノシスマイクは音楽が本格的です。

最初から、その道のプロの方のお力を借りており、楽曲が女子に媚びているものではなく、本当かっけえ!て感じの仕上がりになっています。これは、キャラソンに飽きていたオタクの人々のカラオケ界に新風を吹き込みました。そして、歌ったときの快感…。ラップてこんな楽しいんや…。

 

異常が私が考えられる限りのヒプマイなんで売れた?考察です。

ヒプノシスマイク』は素晴らしいコンテンツなので、これからも私達に驚きをどんどん与えて欲しいですね。楽しみです。